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【フタコン通信】VOL.077(2022年8月26日号)


【豆知識】

「夏の暑さを表現する言葉」

 「今年の猛暑は異常気象」  先日、気象庁の専門家会合で今年の暑さについて異常気象とする見解が明らかにされました。ニュースでも頻繁に異常な暑さについて報道がされており、今年は例年以上に「夏日」・「真夏日」・「猛暑日」・「熱帯夜」など暑さを表す様々な言葉を耳にする機会が多かったものと思われます。

 そこで今回は夏の暑さを表現する言葉についてご説明します。

 先ほど挙げた「夏日」・「真夏日」・「猛暑日」・「熱帯夜」。最高気温と夜間の最低気温によって以下の通り使い方が変わります。

最高気温が
35度以上「猛暑日」
30度以上「真夏日」
25度以上「夏日」

夜間の最低気温が
25度以上「熱帯夜」
と呼びます。

 このように暑さの程度により予報用語を変え、熱中症予防の普及啓発・注意喚起が強化されております。

 日本気象協会決定。「酷暑日」「超熱帯夜」とは!?

 現在、気象庁が夏の気温を表現する予報用語として定義しているのは、上記の「夏日」・「真夏日」・「猛暑日」・「熱帯夜」。

 しかし、近年40度以上を観測する地域や夜間も気温が下がらない地域も増えていることから、日本気象協会では「1日の最高気温が40度以上の日」と「夜間の最低気温が30度以上の夜」の名称をアンケートにより、「酷暑日」、「超熱帯夜」と呼ぶことに決定しました。

 35度以上が各地で頻発するようになり、「猛暑日」が2007年に予報用語に加わったように、温暖化が進み「1日の最高気温が40度以上の日」「夜間の最低気温が30度以上の夜」が増えれば「酷暑日」、「超熱帯夜」が予報用語に加わるかもしれません。

 ようやく暑さも少しずつ和らいできていますが、油断せず健康管理に注意して暑さを乗り切って行きましょう。
暑さを乗り切る工夫は、フタコン通信VOL.064にて紹介しております。

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